「葉とらずりんご」って?

「葉とらずりんご」って?

私たちの農園では、「葉とらず栽培」で育てたりんごを販売しています。
これは、“見た目よりも味”を大切にした栽培方法で、地元・津軽の気候と相性の良いりんご本来の美味しさを引き出してくれる、大切な取り組みです。


そもそも「葉とらず」ってどういう意味?

りんごの実が大きくなってくると、果実の周囲にある葉っぱが日光を遮ってしまうため、
従来のりんご栽培では、見た目を良くするためにこの実のまわりの葉を摘み取る(葉つみ)作業を行ってきました。

一方、「葉とらずりんご」はこの葉摘みをあえて行わずに栽培したりんごのこと。
つまり、“葉っぱをとらずに実を育てた”から「葉とらず」と呼ばれているのです。


葉をとらないとどうなるの?

葉っぱは、光合成を行い、りんごの栄養を作る大事な器官。
とくに果実のまわりの葉は、その実にもっとも栄養を送り届ける“直送ルート”のような存在です。

これを摘み取ってしまうと、確かに見た目は赤くきれいになりますが、
りんご自身が受け取る栄養や甘さ、香りがやや物足りなくなることも

「葉とらずりんご」は、葉を残すことで最後まで光合成をしっかりと行い、養分をしっかり蓄えた濃い味わいに仕上がります。

こだわりの葉取らず栽培について⇒

 

見た目より“味重視”のりんごです

葉をとらないことでどうしても果実に色ムラが出たり、
一部が黄色っぽくなってしまうこともあります。

ですが、それこそが「太陽の光をたっぷり浴びて、じっくり育った証」。
色ムラ=“味ムラ”ではありません。むしろ、味わいは濃く、香りも豊かでコクのある仕上がりになります。


ギフト用にも使える?

近年では、「葉とらず」でも見た目の美しい果実が選抜され、贈答用としても人気を集めています。
わたしたちの農園でも、“本当に美味しいものを贈りたい”という想いを込めて、葉とらずの贈答品をご用意しています。

選び抜かれた贈答用りんごについて⇒


まとめ

  • 「葉とらず」は、実のまわりの葉を摘まずに栽培したりんごのこと
  • 見た目よりも味を重視した栽培方法
  • 最後まで光合成を行い、養分がしっかり行き届くため、味が濃く香りも良い
  • 色ムラが出やすいが、それも自然の証


自然の力で育てた“うまいりんご”を

私たちが手間を惜しまず育てた「葉とらずりんご」は、津軽の太陽と大地の恵みをそのまま閉じ込めたような味わいです。

葉っぱの力を信じて、見た目よりも中身で勝負するりんご。
本当においしいりんごを探している方に、ぜひ一度味わっていただきたい一玉です。

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